あなたは患者さんならびにご家族の方ですか?

当医薬品情報サイト アーリーダ.jpは、
弊社の前立腺がん治療薬「アーリーダ®錠60mg」を
正しく理解・使用していただくための情報サイトです。
患者さんとそのご家族の方へ、前立腺がんを理解し、
快適な生活を送るための情報提供を目的としております。

一般の方への情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

副作用について
アーリーダ®の副作用について解説します。

監修医:鈴木 啓悦先生 東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科 教授

重度の皮膚障害や皮疹とはどのような副作用ですか?

重度の皮膚障害や皮疹では次のような皮膚症状を認めます

  • くちびるのただれ
  • 赤い発疹(プツプツ)が出る
  • 手足・体のかゆみ
  • 皮膚の広い範囲が赤くなる
  • 皮膚がむける
  • 肌が熱を持つ など

【皮膚障害の出やすい部位のイメージ】

【アーリーダ®でみられる皮疹例】

皮膚症状以外でも以下のような症状を認めることがあります

  • 目の充血
  • のどの痛み
  • 発熱
  • 関節の痛み
  • 全身がだるい
  • 食欲がない など

発現時期

服用を始めて3 カ月以内にあらわれることが多いとされています。

スキンケアについて

適切なスキンケア(「清潔」「保湿」「刺激を避けること」)を継続することが重要です。

  • 入浴やシャワー時、熱い湯は避け、ぬるめの湯で洗ってください。また、低刺激性、弱酸性の石けんを使用してください。
  • 入浴やシャワーの後、水分を拭き取り、保湿剤を塗ってください。
  • 紫外線による刺激を避けるため、日光に直接当たらないように気をつけてください。
  • 締め付けない、ゆったりとした衣類・靴を選んでください。

皮膚症状が発現した場合

  • 自分の判断で、お薬の量を変えたり、服用を中止したりせずに、すぐに担当医に連絡して相談してください。
  • ここで紹介した副作用の症状に限らず、自分の体調が「普段と何か違う」と感じるようなことがあれば、担当医や看護師、薬剤師に相談してください。

心臓障害とは

間質性肺疾患とは